春休みの事、新中1年生になる男の子とお母さんが体験をしに来てくれました。
小学生の時に全然勉強をしてこなかったので、
漢字がほとんど読み書きできず、
国語以外でもなかなか問題の意味を理解できません。
漢字が読めないならあたり前といえばあたり前ですが、、、
そこでまずは漢字を覚える訓練をしてみました。
今まで必死に覚えるなんてした事がありません。
まず、3つくらいの漢字を覚えてもらいました。
すると少し時間を待てば書けるようになりました。
そこで、少し長い住所などを漢字で書く練習をしてみました。
たくさんの漢字があります。
すると、覚える時間を少し与えて書いてもらうと、
おしいところまではいくのですが、
どうしても完璧に覚える事ができません。
これを見てお母さんが、
やはりこの子は覚えるのが苦手で他の子より劣っているのかな?
と思われたようです。
そこで、私がこの漢字どのように覚えている?
木へんとか分かる?って聞くと
ポカンとした顔をしています。
そうなんです。
この子は、木へんとか、さんずいへんとか
部首というものも分かっていなかったので、
いわゆる形をまる覚えしていたのです。
丸覚えで10個くらいの漢字
正直数字で言ったら10桁どころの話ではありません。
そんなもの丸覚えできる人もいるかもしれませんが、
大抵の人は無理でしょう!
暗記と言っても覚えるための手順というものがあります。
だから、この子の場合は本当に初歩的な漢字を覚え、
部首というものを理解し、
それから少し難しい漢字を覚えるという手順が必要です。
決してもの覚えが悪いのではなく、
やり方が間違っているという事がほとんどです。
自分の子の事は信じてあげて下さい!!
米原市の学習塾
まつなみ個別学習塾 塾長 三島