入塾当初は、
朝なかなか起きれなかったりして学校に行けない日が多かった生徒ですが、
塾に通うようになって、
徐々に学校の授業も分かるようになり、
比較的学校にも通えるようになってきていました。
するとお盆をあけたくらいに、
子供が塾に行かないと言っていると連絡がありました。
塾を嫌がっているようには見えなかったので、
少し驚きもあり、面談をしてみました。
もともと夜更かしの習慣があったので、
『怒らないから正直に応えてな。最近何時に寝て、何時に起きている?』と聞くと、
『朝8時に寝て夕方17時くらいに起きている』と。
ここまで完全に昼夜逆転しているとは思っていなかったので、
ビックリしてしまいました。
行けない理由が夕方に起きているのですが、
要は通常で言う朝寝坊でした。
こんな生活していたらまたこの子はダメになってしまうと思い、
『先生やお母さんはゲームなど完全に禁止しているのではないよね。
それなら、やっても良いが他の生活に支障が出るような時間にやるのではなく、
最低限、キチンとした生活をするようにしよう。』と叱りました。
もともと素直で、勉強も塾に来ている時は一生懸命している子なので、
夏休み中にリズムが少しは戻ってくれると期待しています。
この子のように極端ではないけど、
夏休みは生活のリズムが乱れてくる時でもあります。
実は何かをやろうとするモチベーションは、
生活のリズムが整っていないとおかしくなってしまう人の方が多いです。
日光をしっかりと浴びて、夜自然と眠くなるという生活が
一番脳や心に良いのではないでしょうか。
これは子供だけの話でもありません。
大人もそうです。
生活のリズムも整え、心も万全の状態にしていないと、
このコロナ禍では心がズタズタになってしまいかねません。
夏休みも終盤です。
学校が始まるまでに生活のリズムを少しでも戻すように、
心掛けてほしいと思います。
米原市の学習塾
まつなみ個別学習塾 塾長 三島